古墳見学に最適な服装・持ち物チェックリスト!注意点まとめ

歴史

日本には、16万基にも及ぶ古墳が存在しています。

実際のところ、まだ未発見であるものや破壊されてしまったものもあるとのことですから、驚いてしまいますよね。

世界的に見ても、古墳のような墳墓が多く点在している様は珍しいそうです。

そんなおもしろい場所が身近にたくさんあることは凄いこと!是非行ってみてほしいのですが、準備不足で痛い目を見たのがこの私です……

本記事によって、少しでも皆様の楽しい古墳探索の手助けができれば幸いです。

服装

  • 帽子
  • 長袖のシャツ
  • 長ズボン
  • 体温調節のための上着
  • 履きなれた運動靴

現代において古墳は、人々の交流の場として公園の一部になっていたり、復元された姿で学びの場を提供していたりします。

ですが、全てがそのように整備されているわけではありません。

鬱蒼とした草むらになっていたり、林になっていることの方が多いのです。

草木が生い茂る中を進むのには様々なリスクが伴います。

虫に刺されてしまったり、植物に触れてかぶれてしまうこともあれば、誤ってマムシを踏んでしまったり……

まさにこれはアウトドア!という心持ちで服装を選ぶ必要があります。

肌はなるべく多い、動きやすく着慣れたものを身につけましょう。

持ち物

  • 虫よけスプレー
  • 懐中電灯(ヘッドランプなら尚良い)
  • タオル
  • 救急セット
  • 雨具

前項でも述べた通り、古墳の上および周辺は緑豊かな状態になっていることが大半です。

虫よけスプレーのような防虫対策は必須です。

また、古墳内部である石室を目的に訪れたいと考える方も多いのではないでしょうか。

そんな時は、懐中電灯を持参していくと良いでしょう。

中には照明が設置された古墳もありますが、とりあえず一つ持っておくと便利ですよ。

ちなみにヘッドランプをお勧めするのは、両手が空くからです。

石室は身をかがめないと入れない高さであったり、足元もボコボコと不安定な場合もありますので、両手を使える状態にしておくと安心です。

そして、上記のように色々な対策をしていても、何が起こるか分かりません。

最低限の救急セットは持っておきましょうね。

へびさん
へびさん

ちなみに、夏の時期
石室内部を訪れるのは要注意だよ!

わにさん
わにさん

虫さんがいっぱいでビックリです!
上記の対策含め、季節も考えた方が良さそうです…

注意

  • 私有地にある場合は無断で立ち入らないこと
  • 不審がられないよう地域の方々に挨拶する
  • 埴輪や土器の破片があっても持ち帰らない
  • ごみをぽい捨てしない

古墳がある場所は、畑のど真ん中であったり、住宅街の中心だったりと本当に様々です。

そんな中、古墳探索という名目はあるものの、私たちの姿はどのように見えるのでしょうか。

わにさん
わにさん

まぁ、怪しいですよね…

何にしても、赤の他人がうろうろ歩き回っている様は、どう考えても不審者まっしぐらです……

騒がしくしたり、路上駐車やごみのポイ捨てなどは、もうそれ以前の問題です。

近隣の方や自分自身のためにもマナーを守って過ごしましょう。

また、自由に出入りできるものの、管理している方へ連絡の必要がある場合もあります。

石室に柵を設けており、鍵を借りないとそもそも入れなかった!なんてこともありますので、調べてから訪れると安心です。

ここは群馬県高崎市の上小塙稲荷山古墳。こんな感じで施錠されている石室は問い合わせれば見学可能な場合も。

さらに注意すべきこととして、落ちているもの(稀に遺物が落ちていたり)を持って帰ったり、字を書き込んだり、古墳の形状を崩すようなことはしないようにしましょう。

穴を掘ったり、記念に持ち帰ってしまった等、未だにそんな話が絶えません。

貴重な遺物をないがしろにする行為ですので、知らなかったでは済まされません。

あくまで、「見させていただいている」のスタンスを忘れないようにしましょう。

歴史を肌で感じることのできる古墳をみんなで一緒に大切にしていきたいですね。

おわりに

身近すぎるのに、不思議な存在であり続けている古墳。

まだまだ多くの謎を孕む場所へ、気軽に訪れることが出来る日本ってすごいと思いませんか。

マナーや配慮すべき点に注意しつつ、全力で楽しめるよう準備していくことによって、あなたの楽しい時間旅行の一助になれたら嬉しいです。

以上、代居ナタでした!

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